活動内容

クラス別テーマ概要

プライマリークラス・ミドルクラス・アドバンスクラスで゙は小学校1年生から小学校5年生までの子供たちを対象にクラスを設けています。クラス別に 自然体験教室で取り組むテーマが異なりますので、対象となる学年や体験したいテーマについては、下記をご覧ください。

プライマリークラス 小学校1年生・2年生
ミドルクラス 小学校2年生・3年生
アドバンスクラス 小学校4年生・5年生

プライマリークラス / ミドルクラス / アドバンスクラス

9テーマの中から7テーマを選んでお申し込みください。
各テーマとも3クラス合同で催行しますが、活動のテーマ領域は同じであっても、基本的に指導内容や学習レベル、活動の実際はクラスごとに異なった扱いをしています。ただし、共通する部分では合同で活動する場合もあります。さらに一定の目的のもとに、実習地でクラス混成のいくつかのグループを作り、上級生が各グループのリーダーになってメンバー全員が協力しあって活動することもあります。

2年生のお子さまのクラスについて
2年生のお子さまは、プライマリークラス、ミドルクラスを用意しています。 新規入会の方はプライマリークラスにご入会いただきます。継続2年目以上の方はミドルクラスもお選びいただけます。新規入会の方でもミドルクラスをご希望される方は事務局までご相談ください。

1
海の食物連鎖
川の始まり、川の終わり源流と河口の違いはなんだろう?

①多摩川の支流の、そのまた支流の源流から観察をスタートします。②山中の源流で、山肌から水がしみ出ているところを探します。③水の透明度、水温、水量、流速、その場の地勢などを計測、観察、確認、記録します。④上記の観察を、上流、中流、河口でも行い、結果をすべて記録します。⑤記録した結果から、川がどのように変化するか、考察します。⑥源流、中流、河口の水を家に持ち帰り、変化を調べます。

ねらい

このテーマで取り組む多摩川には、多くの支流があります。その一つ、八王子の浅川の、さらにその支流である川口川の源流を訪ね、そこから多摩川の河口である羽田空港沖まで観察を続け、川の変化を調べていきます。源流には、飲めるほどきれいな水が流れています。水は冷たく、澄んでいます。サワガニも見つかります。最後の河口では、水はちょっとイヤなにおいがして、色も茶色です。川の変化をつぶさに調べて、ポイントごとの特徴から「川の成り立ち」を考察します。

実施予定地

東京都多摩川流域

活動日程
  • 4/3(土)
  • 4/4(日)
  • 4/10(土)
  • 4/17(土)
  • 4/18(日)
  • 4/24(土)
  • 4/25(日)
  • 5/8(土)
  • 5/9(日)
2
沼の微小生物
フィールドサイン動物たちが残したものを探索しよう!

①人里離れた山中で、動物たちが残した足跡やフン、木の幹に付着した体毛などを探し そこに動物がいた「サイン(証拠)」を見つけます。②見つけた「サイン」をよく観察して、それがどういう種類の動物のものか、予想します。③フンの形や色も動物によって異なります。事前に特徴を覚えておき、観察します。④見つけたさまざまな証拠から、自然における野生の動物たちの生態を考察します。

ねらい

人間を警戒する野生の動物を直接見かけるのは希なことです。しかし、人里離れた山中には必ず野生の動物が生息しています。神奈川県西方の丹沢山塊にはニホンジカやタヌキ、イノシシなどが生息しています。特にニホンジカは頭数が多いようです。こうした動物たちが残した痕跡をたどり、見えない動物たちの生き方や行動を考えます。時間が経過したニホンジカのフンは、乾燥して驚くほどの軽さです。それを砕くと草を食べていたことがわかり、さらに顕微鏡で調べるとエサの実態がわかってきます。

実施予定地

神奈川県足柄上郡松田町「寄」

活動日程
  • 5/16(日)
  • 5/29(土)
  • 5/30(日)
  • 6/5(土)
  • 6/6(日)
  • 6/12(土)
  • 7/3(土)
  • 7/4(日)
  • 7/17(土)
3
新生代の化石
渓流のカジカ泳がないサカナは、どこにいる?

①流域によって見つかるサカナの種類が違うことを理解します。②川の流域の中で、もっとも源流に近いところで見つかるサカナには、どういう種類のものがいるのか、またそれはどういう特徴を持っているのかを学習します。③山中の渓流で、網を使ってカジカを捕ります。④網の使い方やカジカが隠れていそうな場所について、あらかじめ学習します。⑤捕れたカジカを観察します。体の特徴と、見つかった場所との関係を考察します。

ねらい

生き物には、その生き物に合った生息場所があります。例えばイワナやヤマメは、 川の水が冷たく澄んでいる、源流に近い上流域(渓流)でしか見つかりません。カジカも似たような流域で見られるサカナです。特徴は「底生」の生き物であることで、泳ぎ回らずに川底の石の下などにじっと隠れています。これを捕るにはコツがあります。それを現地で実践します。

実施予定地

神奈川県足柄上郡松田町「寄」

活動日程
  • 7/18(日)
  • 7/22(木)
  • 7/24(土)
  • 7/25(日)
  • 7/28(水)
  • 7/29(木)
  • 7/31(土)
  • 8/1(日)
  • 8/7(土)
4
川の生態
天然ガスを燃やす泡の正体は、ガスだった?!

①天然ガスは田んぼでも畑でも川でも湧き出ています。まず、川から湧き出ている場所を探します。②湧き出ている場所を見つけたら、専用の道具を使って「泡(天然ガス)」を袋に集めます。③袋にたまったものが天然ガスかどうか確かめるために、袋に火を点けます。④もしも袋が燃えたら、中身が天然ガスだったことがわかります。⑤天然ガスがどのように生まれるのかを考察します。

ねらい

千葉県は、国内でいちばん多くのガス会社があるところです。理由は、県内のあちらこちらで天然ガスが採集できるからです。東京都から千葉県一帯にかけて、地下には大きなガス田が広がっていると言われています。この活動では自分の手で天然ガスを採集し、燃焼実験の体験を通して、天然資源について考えます。

実施予定地

千葉県茂原市

活動日程
  • 8/8(日)
  • 8/21(土)
  • 8/22(日)
  • 8/24(火)
  • 8/25(水)
  • 8/28(土)
  • 8/29(日)
  • 9/4(土)
  • 9/11(土)
5
昆虫採集
クモを研究するクモは繊細なアーティスト!

①里山を歩いてクモの巣(クモ)を探します。②クモの巣の図鑑を携帯し、巣を見つけた時点でクモの種類を識別します。③いくつかのクモの巣をスケッチします。④見つけたクモの巣はすべて記録に残し、クモの種の違いによる巣の特徴を確認します。⑤クモの生態を観察結果から考察します。⑥比較の対象にされることが多い、昆虫類との違いを確認します。

ねらい

生き物としては、身近な生き物なのに、人気のあるカブトムシやクワガタムシと比べると、クモは子どもたちには遠い存在のようです。見かける機会はカブトムシなどよりもはるかに多いはずですが、その見た目から、元々のイメージが良くないようです。実態を知らないことから時に悪役のように扱われることもあります。しかし、クモには、いろいろと興味深い点があります。改めてクモにフォーカスして実態に迫ります。

実施予定地

東京都あきる野市

活動日程
  • 9/12(日)
  • 9/18(土)
  • 9/23(木)
  • 9/26(日)
  • 10/2(土)
  • 10/10(日)
  • 10/16(土)
  • 10/24(日)
6
コケとシダと地衣類
森のキノコ探索わたしたちは菌類を食べている?!

①樹林を歩きながらキノコを探します。②探すにはコツがあるので、それを理解します。③見つけたキノコは容器に入れておき、後で観察します。まれに毒のあるキノコが見つかることがあるので、十分に注意します。④集めたキノコを拡げて、特徴別に分けていきます。⑤菌類という生き物について、生き方の特徴を考えます。

ねらい

かつて、生き物は動物と植物の2種類でした。そこに3番目の生き物として、菌類が加わりました。キノコはかつては植物の一種と位置づけられていましたが、今は菌類の一種です。電子顕微鏡などの発達で従来は観察できないものが観察できるようになって、生き物の分類が変化しています。今回のテーマでは、菌類の一つであるキノコの観察と採集の体験を通して生き物の仲間分け、菌類の特徴を理解します。

実施予定地

埼玉県南部の丘陵地

活動日程
  • 10/31(日)
  • 11/3(水)
  • 11/6(土)
  • 11/13(土)
  • 11/14(日)
  • 11/20(土)
  • 11/21(日)
  • 11/23(火)
  • 11/27(土)
7
巨木の研究
新生代の化石発掘山の中で、海の生き物の化石を探そう!

①岩盤を割るのではなく、川原にある石を割る、または川原に転がっている石の表面を見て化石を探します(必要に応じてハンマーやタガネを使います)。②見つけたものが化石かどうか、できるだけその場で判別します。③見つけた化石は持ち寄って、特徴や種類を全員で共有します。④化石について、基本的な知識を持つようにします。⑤化石を探した川原の周辺の地層なども調べます。

ねらい

化石は人類のいない、はるか昔の時代を想像する、あるいは推測する唯一の手がかりです。このテーマで化石採集に取り組む地層は約1500万年前、新生代の第三紀の地層で、場所は現在の秩父地方の一部です。現在の秩父はほとんどが山地ですが、かつてこの一帯は浅い海だったと言われています。見つかる化石はカニ、サメの歯、二枚貝などです。採取した化石は持ち帰って、活動後もその手がかりについて考えていただけたらと思います。

実施予定地

埼玉県秩父郡小鹿野町

活動日程
  • 10/23(土)
  • 10/30(土)
  • 11/28(日)
  • 12/4(土)
  • 12/11(土)
  • 12/12(日)
  • 12/18(土)
  • 12/19(日)
  • 12/26(日)
  • 1/8(土)
  • 1/10(月)
8
天体観望
渡り鳥と白鳥研究真っ白で大きな鳥のヒミツとは・・・?

①沼の周囲を歩きながら、渡り鳥、おもにハクチョウを探して観察します。②観察できる ハクチョウは3種類です。それぞれを見分けられるように、事前に特徴を覚えます。③どのハクチョウが沼のどこに、何羽くらいいたのか記録します。④鳥の「渡り」について理解します。また、ハクチョウ以外の渡り鳥も観察します。⑤ハクチョウが水面から飛び立つときのようすを観察し、その特徴を知ります。

ねらい

実習地である「多々良沼」は、冬にある程度の数のハクチョウが見られる南限と言われていて、50〜100羽が毎年飛来しています。多くはコハクチョウですが、オオハクチョウも混じっています。それ以外にも、コガモが数千羽見られるときもあります。野生のハクチョウは当然人を警戒するので、観察は双眼鏡を使います。オオハクチョウとコハクチョウの見分けが出来るようにします。

実施予定地

群馬県館林市

活動日程
  • 1/16(日)
  • 1/22(土)
  • 1/23(日)
  • 1/29(土)
  • 1/30(日)
  • 2/5(土)
  • 2/6(日)
  • 2/11(金)
  • 2/12(土)
9
第9回
サンショウウオとアカガエルの卵似ているようで、似ていない?

①里山の湿地や池、水が溜まっているところを見ていき、トウキョウサンショウウオやヤマアカガエルの卵嚢、卵塊を探します。②見つけたら、その一部を採集して観察します。③トウキョウサンショウウオとヤマアカガエルの卵には、同じ両生類であっても明確な違いがあります。実際に手で触れて、その違いを理解します。④真冬に近い寒い時期に、これらの生き物が産卵する理由を考えます。

ねらい

トウキョウサンショウウオは、絶滅危惧種の一つです。しかも実習地の横沢入では外来種のハクビシンやアライグマが入り込んで、元からいる生き物を食い荒らしています。そのために数がずいぶん減りました。駆除しているので徐々に数は戻ってきているようですが、見つけたらそれは貴重なものです。カエルやサンショウウオなどの両生類は、サカナから進化したと言われています。その裏付けを観察から確かめます。

実施予定地

東京都あきる野市

活動日程
  • 2/13(日)
  • 2/19(土)
  • 2/20(日)
  • 2/23(水)
  • 2/26(土)
  • 2/27(日)
  • 3/5(土)
  • 3/6(日)
  • 3/20(日)

※実習地、活動内容の一部が変更になる場合があります。