クラス一覧

　早稲田こどもフィールドサイエンス教室では、学年別に4つのクラスを設けています。年長児対象の「プレップクラス」、小学校1年生・2年生対象の「プライマリークラス」、小学校2年生・3年生対象の「ミドルクラス」、そして小学校4年生・5年生対象の「アドバンスクラス」です。
　プレップクラスと小学生クラスは別のテーマの活動にご参加いただきます。小学生クラスは同じ実習地に行き、同じテーマ領域で活動しますが、プライマリークラスはテーマの基本要素への取組み、ミドルクラスは基本要素+発展的要素、アドバンスクラスはミドルクラスの内容レベルに応用的な要素を加える、これがクラス別の基本的な取組みになります。テキスト中の文字のボリュームも、アドバンスクラスでは長文の説明があったりしますが、プライマリークラスではより短く、説明も平易なものになってきます。
　また、クラスごとに取り組みが異なる具体例として、観察に使用する光学機器の使用があります。プライマリークラスでおもに使うのは「ルーペ(虫めがね)」です。教室ではルーペを使う機会をできるだけ設け、毎回正しい使い方を反復し、慣れるようにしています。この基本があって、クラスがステップアップすると本格的な「顕微鏡」の利用に移ります。顕微鏡も通常の生物顕微鏡だけではなく、対象を立体的に捉える実体顕微鏡や両手を使いながら観る解剖顕微鏡、一人1台ずつ使える個人用の顕微鏡など、多様な機器を揃えて充実した観察環境を整えています。