活動内容

2022年度の活動レポート

22年度に行われました活動を少しだけご覧下さい。
子どもたちはさまざまなフィールドで元気に、楽しく、そして実りある時間を過ごしました。

プレップクラス

磯の潮だまり

4月、早春の磯で3日間の日程で活動しました。天気が少し悪い日もありましたが、子どもたちは元気に伸び伸びと磯で活動しました。カニやムラサキウニ、バフンウニ、数種類の巻き貝、ヒトデなど、さまざまな生き物との触れあいがありました。このテーマでは、「脚」に注目し、ムラサキウニが移動するようすや、カニの脚の動きなど、細かな部分まで丁寧に観察しました。

磯の潮だまり
水生昆虫を調べる

保護者の方の参観があるプログラムです。毎年大人気で、今回も多くの保護者の方に参観いただきました。活動は、6月下旬から7月下旬にかけて行いました。場所は、東京都あきる野市の秋川です。川に入って親子で水生昆虫を探しました。皆さんが初めて見るような、 カゲロウ、カワゲラ、トビケラ、ヘビトンボなどの水生昆虫を始めとして、トンボのヤゴ、小魚などもたくさん見つかり、充実した観察ができました。

水生昆虫を調べる
里山のフィールドマップづくり

東京都あきる野市の里山「横沢入」で、いろいろな生き物をさがして観察しました。チョウ、トンボ、バッタ、カマキリ、水の生き物としてはサワガニやタニシ、ドジョウなどを捕まえて観察しました。それぞれの生き物たちが、どういうところで見つかったのか、そこは、その生き物にとって、どういう場所なのか...そうしたことを考えながら、最後は立派な「フィールドマップ」を完成させました。

里山のフィールドマップづくり

プライマリークラス / ミドルクラス / アドバンスクラス

磯のカイメンを研究する

神奈川県横須賀市の相模湾側の磯で、カイメンを探し観察しました。子どもたちは、全員がカイメンを見るのは初めてでした。カイメンは地味で目立たない存在ですが、改めてよく見ると、とても興味深い、面白い生き物です。子どもたちも実際の観察を通して、そうした感想を強く持ったようでした。

磯のカイメンを研究する
渓流でカジカを探す

神奈川県の西の外れ、松田町の寄(やどりき)を流れる中津川でカジカを捕って観察しました。時期は真夏の7月~9月でしたが、渓流の水は冷たくて気持ちよく、子どもたちは喜んで川に入っていました。カジカが捕れる数は日によって違いましたが、カジカ以外にもヘビトンボなどの水生昆虫などが捕れて、毎回、充実した観察が体験できました。

渓流でカジカを探す
ウミホタルの、あやしい光を見る

千葉県の館山湾でウミホタルを採集し、発光のようすを観察しました。ウミホタルは、エサを入れたワナを海に沈めて捕ります。海底の砂にもぐって隠れているウミホタルを直接見ることはできませんが、ワナを沈めてから20分ほど待って引き上げると、ワナの中で盛んに泳ぎ回るウミホタルを見ることができました。発光のようすはとても神秘的で、子どもたちからは驚きの声が上がっていました。

ウミホタルの、あやしい光を見る