プレップクラス
磯の潮だまりで観察する
三浦半島・荒崎の磯で、おもに潮だまりの生き物を中心に観察を行いました。潮だまりでは、カニ、ヤドカリ、イソギンチャク、ハゼなどの小魚、巻き貝などが観られます。今回は特に、カニの「ハサミ」の動き方に注目しました。騒がしいと生き物は隠れてしまうので、観察のやり方を覚え、みんな静かにじっとして、真剣な表情で生き物たちを見つめていました。春の磯は気持ちの良い風が吹いて、楽しい一日を過ごせました。
動物の足を調べる
多摩動物公園で、10 種類ほどの哺乳類と鳥類の足のようすのちがいを調べて回りました。結果は「観察シート」に記録して、あとでそれを見直しました。すると、同じ哺乳類でもライオンやチーターと、ゾウ、シマウマ、キリンでは足の形がちがっていました。なぜちがうのか?形と動物の生活には何か関係があるのか?…観察のあとで、そういうことも考えました。子どもたちは、みんな熱心に課題に取り組んでいました。
里山のフィールドマップづくり
京都あきる野市にある里山の「横沢入」で、生き物の観察をしました。どういうところに、どんな生き物がいるのか、里山のあちらこちらを歩きながら、田んぼの横の小川を観たり、棚田の奥の小さな池や草原を調べたりしました。トンボやチョウなどの昆虫、タニシ、ドジョウ、カワニナなどの水の生き物、また草花も調べました。ここには初めて見るアカハライモリもいて、みんな大興奮!すてきなフィールドマップも完成しました。
サカナを網でとる
埼玉県蓮田市にある「山ノ神沼」に行き、沼の横の水路でサカナを捕りました。水路の水は茶色に濁っていて、生き物の姿は見えません。しかし四つ手網をそっと水路に下ろして数分間待って、素早く網を引き上げると、そこには銀色に光る何匹ものサカナなどが勢いよく跳ねていて、みんなおどろきました!生き物を捕まえるのは、本当におもしろいのです。この実習ではサカナの「ひれ」について、実物を見ながら考えました。